アナグマさん解体


通勤中にアナグマを拾った。
轢かれた動物を拾って食べる習慣はないのだが、轢かれた野生動物を日常的に食べているスタッフにみならって、程度がいい動物は拾うことにした。

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しかも、美味で定評のアナグマ。
方は6.2kgあって上々、しかもメスで、潰れたところもなく、肉も毛皮もきれいに取れそう。

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狸寝入りではないですね・・・
アナグマとタヌキはよく混同されていて、全国津々浦々、タヌキ汁なんて呼ばれている猟師料理に入っているのは、大体アナグマらしい。ムジナはタヌキを指したり、アナグマをさしたり地域によって違うみたいで、まぁとにかく混同されている。

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毛皮を汚したくなかったので、まずは毛をはがす事に。

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内臓を傷つけないように剥いでゆく。開いちゃうと臭いし、汚れるし。

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内臓は破裂していました。肋骨が3本折れて肺が破れ、肺の中は血だらけでした。
他には頭蓋骨が粉砕されていて、死因は内臓破裂と頭蓋骨の粉砕による即死っぽい。

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前足と肩バラ、肩ロースにかけてのブロック。

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後ろ足とモモ、ヒレのブロック。

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いわゆるサーロインですかね。一番美味しいのでは?と期待したが、意外と臭みがありました。

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臭い肉というか、野生味のある肉は個人的には好きだし、かなり臭い肉でも食べれるのだが、今回はせっかく程度のいい肉だったので、野生肉が苦手!という人にも美味しいと食べてもらえるように、徹底的に臭みレベルごとに分けながら生肉してみた。

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結構、かわいいですよね。肉をなるべくとって、乾燥させると、簡単に標本になるみたいなので、やってみよう。

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肩、モモのブロックからも、臭そうな筋や脂肪は、徹底的に分離。臭みのある部分は、別途処理します。

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以前、ヤギの皮なめしをしたことがあるが、えらい大変だった思い出がある。
まずは道具だ!何事も形からだ!ということで、ピーリングハンターナイフを作ってみました。

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もとはこれ、誰かが菜きり包丁で冷凍モノを切ったみたいで、歯が割れていたので、これを再生。
本当ももっと違う形にしたかったんだけど、割れた部分が中央付近なので、やむ得ずこの形状に。

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解体は45分くらい、生肉は45分、皮なめしは3時間くらいでした。

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夜10時からスタートして、途中2時間くらい寝てしまったが、何とか5時までに終了。

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翌日、ミョウバンを摺り込んで処理し、さらに一晩おいて、ミョウバンを洗い流して、板に張って乾燥中。乾燥したらナメシです。


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