去年の12月に観てから、枕崎でも上映会をしようと思っていた映画「未来の食卓」の上映会を開催することに決めました。
詳細は、実行委員会を新たに設置し、協議のうえ決定すると思いますが、概要は文末に。
この映画は、ざっくり要約すると、フランスの片田舎で、村長さんが村の学校給食と老人の宅配弁当を全て「オーガニック」にする!と宣言し、「いいとは思うけど高いのでは?」など、様々な波紋を起こしながら、次第に村全体に安全で美味しい自然な食が広がるドキュメンタリーです。
遠くフランスということで、我々の実生活とリンクさせにくいところもありますが、食の安全性について再認識させられると同時に、未来の食、未来の環境に希望を持てる内容で、有機や自然に興味ない人でも観やすいし、感動をおぼえる内容です。(実際、お客さんの反応も好評です)
昨今の食に関する事件などから、安心安全な食を求める社会ニーズは高いものの、一方で有機農業に対する理解や普及は非常に遅れています。集約農業を進める日本では、科学肥料過多による環境や地下水への汚染、農薬や化学物質による健康への被害など、特に子どもたちに対する危険が大きな課題となっています。
子どもたちの体にも本当に安全で、そして何よりも環境と共生して、美味しい「食」について考える時代ではないでしょうか。映画本編では、大量の農薬を使った農業やそれによる健康被害の様子が映し出されていますが、これは遠いフランスの惨状ではありません。日本の有機農業普及率はフランスの3分の1にも満たない後進国です。日本の、身近な、私達の問題でもあるのです。
しかし、「有機農業」には、慣行の農薬栽培を全面的に否定する響き(ムード)があり、実際に慣行農業を営んでいる方など、「有機」と聞いただけで、拒絶反応をされる方もいます。
今回の上映会の目的は、農薬を批判したり、農薬に依存する慣行農業の是非を問う為でもありません。第一次産業のあり方は、生産者だけの問題ではなく、消費者の問題であり、マーケットの問題であり、社会全体の問題だと思います。この大きな課題を簡単に変えることはできません。
10年後20年後100年度に、どんな安全で楽しく美味しい社会を目指すか? どんな未来を子どもたちに残して生きたいか? 現状について知り、未来について考える。そんな一人ひとりの気づきが求められているように思います。環境の影響を第一に受けるのは子どもたちです、お子さん、お孫さんをおもちの方々には特にみていただきたい映画です。
現在実行委員会を募集し、日程の決定から、今後の展開まで話を進めていく予定です。
2月16日夜の実行委員会の話し合いによりますが、ゴールデンウィークの後に開催することになりそうです。
上映時間 昼、夜2回上映
会場 枕崎市民会館(昼の部はホール、夜の部は会議室)
チケット代 未定(前売り500円、当日700円 )
主催: 枕崎・環境と健康の町づくり実行委員会
共催: 枕崎市

