塩職人と塩作りを訪ねるツアー


少し前ですが、「3名の塩職人で塩作り先輩を訪ねる弾丸ツアー」に行ってきました。

訪ねたのは、
海の精の初期メンバーであり、その後、日本で3番目、九州で最初に塩作りを始めた天草塩の会の松本さん。

そして、松本さんのところで7年間修業し、その後長崎県平戸島で塩づくりを始めた海の子の弥彦くん。
一緒に訪ねたのは、天草塩の会で5~6年働らき、ゆくゆくは塩づくりをするらしい加藤笑平と、宮崎でハッピーソルトを炊くネジ。

3人の塩職人とその家族で、九州縦断往復の塩にまつわる弾丸ツアーに行ってきた。
松本さんには塩づくりを始めたころに少しだけお会いしたが、ゆっくりと訪ね話をするのは今回が初めて。

弥彦くんの話は、方々から聞いていて以前からとても興味があったが、なかなか縁がなかった。
どちらも、実にいい塩づくりをしていて感銘を受けたし、とてもとてもよい刺激をもらった。
松本さんの塩づくりは、製塩技術という意味での内容は概ね知っていたけど、今回を話を聞いて一番印象に残ったことは、

松本さんの塩作りの源流は、専売解禁という自分たちが生きていくため、暮らしていく為に必要なものを、自分たちで作る。自分たちの手に取り戻すという社会運動から始まっている。

その話を聞いて、今一度、僕らは、何のために塩を作るのか?ということを問い直すべきだと思った。
解禁から30年、世の中はスカスカの食材と化学調味料に溢れていて、多くの人々が精製塩も味塩も使っている。

人々が心豊かに健やかに生きる為に、暮らしに必要なモノを、自分たちの手に取り戻すという運動が、塩作りだ。

その象徴が塩だった。今だったら、酒とか電気とか、これからの時代はもしかしたら、水になるかもしれない。
改めて、塩作りの源流を垣間見て、我々は、何を取り戻したのだろうかと問われたと思った。

スーパーで世界中の塩が売られるご時世だが、暮らしに必要な塩を、自分たちの手に取り戻すという意味では、何を取り戻したのかとも思う。
平戸・弥彦くんの「海の子」は、しっかりとした塩づくりをしていて、いい塩なんだけど、何といっても安い。

塩の値段について聞いたら「安い方がいいやろ!? 塩作りで金儲けしたら、ガンジーに怒られるで」って言われて、「そりゃーそうだ!」と思った。

今回の塩ツアーで、一番心に残った言葉だし、これからガンジーの塩の行進を胸に、塩作りを続けていきたいと思った。
差し当たり塩の値段は下げないけど、暮らしの自立を取り戻そうと生きる人々の為に、なるべく安く塩を作ること強化していきたいと思った。

「地球の塩」商品製造とは別に、自給的暮らしを目指す人が、一年分の塩を作ることを応援するプログラムをやっていて、今は3家庭だけど、これを増やしていきたいと思います。

年間50kg~100㎏を自家消費する家庭が対象で、毎年続け行くやる気の家庭を応援していければと思います。個別に対応するので興味ある方はご相談ください。


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