海外FXにしかないレバレッジ100倍とは?メリット・デメリット、危険性についても説明します

FXで取引を行う際、必ず注目しておきたいのがレバレッジについてです。

少ない元手で大きな勝負ができるのがレバレッジのいいところですが、反対に気を付けるべき部分もあります。

そのレバレッジが100倍だったら、果たして危険なのかどうか。

今回はレバレッジ100倍のメリットやデメリット、レバレッジ100倍の危険性、実際にレバレッジ100倍をする際にどの業者を選べばいいか、選び方までまとめました。

なお、この記事は下記のサイトを参考にしています。

海外FXレバレッジ☆こんどうゆういちろう「海外FXレバレッジ比較プロ」

そもそもレバレッジとは何か

レバレッジは、証拠金として預けた金額以上に資金を動かして取引が行える制度です。

例えば元手10万円で株式投資を行う場合、1株1,000円の株を購入したいと思っても、100株しか購入できません。

もし10円の株高が発生しても利益はわずか1,000円のみ。

これでは大きく増やせません。

1ドル100円の時にドルを購入すれば、手元に1,000ドルがあります。

これを1ドル105円の時に売った場合、5,000円しか儲かりません。

もちろん手数料などもあるので、実際はさらに儲けが減ります。

元手が少ない中で大きな勝負をしたい、そんな時にレバレッジがあると、10万円しかない中でもレバレッジ10倍なら100万円の取引が行えて、儲け幅が大きくなります。

レバレッジ100倍のメリットとは何か

レバレッジ100倍のメリットは、ちょっとの値動きで一気に儲けられる点です。

元手10万円でレバレッジ100倍で取引した場合、日本円で1,000万円、10万ドルの取引が行えます。

1円でも円安になればそれだけで10万円の利益に。

あっさり元手の倍の値段が稼げます。

100万円を用意すれば1億円の取引が行えるので、より利益幅は増えるでしょう。

元手を増やせば増やすほど、扱える額面は増えます。

レバレッジ100倍で稼いだ分を元手に上乗せし、倍々ゲームで増やしていけば時間をかけずに大金をつかめます。

株式投資でも信用取引でレバレッジをかけることができますが、せいぜい3倍程度。増えるスピードは緩やかです。

少ない元手でしっかりと利益を出したい場合には、レバレッジ100倍だとかなり強力なアシストになります。

レバレッジ100倍のデメリットについて

レバレッジ100倍によって、利益が100倍になることは魅力的です。

しかし、物事には裏もあります。

円高に振れた場合、その損失が100倍になってしまいます。

元手10万円レバレッジ100倍でスタートし、1円でも円高になれば、それだけで10万円の損失に。

10万円以上の損失が出た場合には証拠金が不足します。

証拠金が不足した場合、追加の証拠金、追証が必要になります。

もし20万円の損失を被った場合、証拠金10万円だった場合は10万円不足するため、期日までに不足分を入金しなければなりません。

これが間に合わないと強制決済、ロスカットが行われ、不足金に充当されます。

それでも足りなければ弁済に迫られます。

レバレッジ100倍ではちょっとした値動きで大きな額が動き、あっさりと証拠金不足に陥ることも。

為替取引は海外の情勢、全世界の中央銀行の動き1つで激しく動くため、予期せぬ局面でロスカットの憂き目を見ることも考えられます。

レバレッジ100倍はなぜ危険と言われるのか

レバレッジ100倍はなぜ危険と言われるのか、その大きな要素として海外のFX業者でなければ利用できない点が挙げられます。

例えば、日本のFX業者は、レバレッジ25倍を上限に運営しています。

これは日本の法律で定められており、レバレッジ100倍で運用することはできません。

そのため、レバレッジ100倍のためには海外のFX業者を活用することが必須です。

ただ海外のFX業者はトラブルが起こりやすいとされ、国内で届け出を出していないために金融庁が指導しにくい面があります。

日本のFX業者であれば何かトラブルがあっても金融庁が動いてくれます。

海外のFX業者を利用する場合、そのトラブルを一手に担うハメになるかもしれません。

レバレッジ100倍を求め海外のFX業者を利用することでトラブルが起こりやすく、ゆえに危険であると主張する人が少なくありません。

ちなみに、金融庁に届け出をだしていない海外のFX業者と取引をしても違法にはなりませんのでご安心ください。

もちろんハイレバレッジ特有の損失額の大きさも危険と言われる理由です。

ただこの点に関してはさほど心配はいりません。

その理由は次で解説します。

レバレッジ100倍でも心配はいらない理由

レバレッジ100倍のデメリットを知れば知るほど、レバレッジ100倍は危険と感じる人は多いかもしれません。

しかし、レバレッジ100倍は絶対に危険とは言いきれない部分もあります。

レバレッジ100倍最大のデメリットは100倍の損失を被る可能性があること。

なんとFX業者によっては追証なしで済ましてくれるところがあります。

本来であれば、証拠金の不足分は弁済しなければなりません。

しかし、業者が不足分を肩代わりしてくれるので、元手10万円以上の損害になったとしても元手のみのマイナスで済みます。

このような仕組みを「ゼロカットシステム」と言います。

海外のFX業者の場合、追証というシステムがありません。

レバレッジ100倍の負債のほとんどは追証によって生み出されますが、ゼロカットシステムにより、莫大な負債を背負う必要がないのです。

普通に考えれば、FX業者がただただ損をするシステムだと考えます。

実は海外のFX業者はディーラーを間に置かず、直接的に取引を行います。

たくさんのトレードをすればするほど手数料が業者に入るため、十分儲けが出ているというわけです。

レバレッジが高いことで追証が発生する恐れがあり、負債を抱える可能性があるのは事実です。

ただし、日本にある多くのFX業者の話であって、海外の多くのFX業者はゼロカットシステムを採用しています。

日本の業者よりも海外の業者の方がむしろ金銭的には安全と言えなくもありません。

レバレッジ100倍で取引を行う際の業者選びのポイント

レバレッジ100倍で取引をしたい場合、海外のFX業者を選ぶしかありません。

では、どのように業者を選べばいいのか。

先ほどご紹介した「ゼロカットシステム」を導入しているかの確認をしましょう。

これがないと、本当に大きな損害を得てしまうからです。

また、ゼロカットシステム発動の条件も、業者によって細かく決められています。

このあたりの精査は必ずしましょう。

また顧客から預かった資金をどのように管理しているかを明確に示す業者、日本語での対応が可能な業者、長い期間FXを取り扱う業者など、安全とされる要素はいくつもあります。

一番大きいのは、複数の国で金融ライセンスを持っていることです。

日本だけがとりわけ厳しいわけではなく、他の国でも厳しく審査を行っています。

そこで審査をパスしている以上、日本に届け出を出していないから危険とは言えません。

できれば日本語に対応したサービスを展開する業者を見つけましょう。

登録する前に問い合わせをすることができ、その時の対応が自然な日本語で行われていれば問題はありません。

日本語対応の業者は増えており、吟味のし甲斐があると言えます。

まとめ

今回はレバレッジ100倍は危険かどうかについてまとめました。

大事なポイントは5点です。

・レバレッジ100倍は少ない元手で大きく儲けられる。
・ハイレバレッジは危険だが、ゼロカットシステムなら証拠金の損失だけで済む。
・ライセンスの有無や資金管理の透明性などで海外のFX業者の吟味ができる。
・日本語のサポートがあった方が安心できる。

以上のポイントを踏まえ、レバレッジ100倍が行える業者を探しましょう。

まずは低いレバレッジで取引を行い、コツをつかむことをおすすめします。

取引に慣れてからレバレッジ100倍に打って出れば成功の確率を高められます。